《この世はムリゲーかクソゲー、か?》
あまりに困難で奮闘努力の意味なく、土台クリアすること自体が無理だというゲームをムリゲー。
そして、クリアできた所でつまらない、面白くなくて糞みたいだというゲームをクソゲーと、世人は呼ぶ。
この世(物理次元)は虚空の采配によって楽しまれるゲームだが、それを人間意識達はムリゲーかつクソゲー扱いする。
だが、クリアできないほど入り組んでいて、クリアしても面白くないのはエゴプログラムであり、虚空のゲームのことではない。
以前、ネズミと仲間達が住む有名な夢の国で、広大な土地に並ぶアトラクション群に目もくれずベンチに座り、持って来たちっちゃな機械でゲームをしている子供を見た。
稀なことでなく結構こうした姿は目にする。デパートでも見たし、山登りに行った時にも見た。
他の娯楽にも、物欲にも、大自然にも意識が行かない。
ある意味求道的とすら言える。何の道かは分からないが。
こういうことなのである。
何がこういうことなのかと言えばこの例と同じく、この世への意識の向け方も非常に限定的になっているということ。
目の前のちっちゃな画面(制限された世界)から、意識を拡大して「もっと大きなゲームがあること」に気がつけば、その本来のゲームに参加できるのだ。
我々が置かれている今は、ムリゲーでもクソゲーでもない。
言うならこれである。
この名称の本来の意味を読み解くとこうなる。
「空の・完璧なる・放映画面」
テレビジョンとはテレが「遠く離れた」、ビジョンが「視界」であり、合わせると「遠く離れて観るもの」という意味になる。
『スカパー!』は二つの異なるサービスが統合した時に、両方混ぜてこの名称になったそうで、個人や団体の思惑を超えて付いた名である。
お察しの通り、そうした現場には虚空の意志が介入する。空(くう)と空(そら)とで、ちょっとひねってある所が洒落ている。
正式名にイクスクラメーション・マークまで含まれるのは、この記号が「虚空の点(ゼロポイント)と、そこから飛び出す光」を模しているからだ。
そして上の画像の、幽霊か宇宙人のような謎のキャラクター「ばけばけ君」が光の体を持つまでに進化したのが現キャラクターのスカッピーと言える。
我々の生活は、虚空が放映しながら観ているスカパーの中の様々な番組になっている。
ドラマとクイズとゲームが一体となった番組で、番組同士が連動している。
気味の悪い話に感じられる方もおられるかも知れないが、変容の時代においてはもうお認めいただく必要がある。
我々と虚空との間にプライバシーがないことを。
他の見えない存在達との間にもプライバシーがないし、マトモな見えない存在達は虚空のチャンネルを結構楽しみに視聴している。
上なんかもそうで、全体の必要に応じて様々なメッセージを送ってよこすので、言ってみれば視聴者参加型番組だ。
センスある視聴者達は余計な所まで見聞きしないので、冷や汗をかかなくとも大丈夫。
別に着替えとか注視していない。
皆、人類進化の道を喜びを持って視聴している。
その様子を、まとめて虚空が見つめている。
そして我々は、「その虚空でもある」ということ。
その循環が分かっていると、とても楽しく観られることができる。
上界隈で高視聴率。
(2016/6/23)