《新道調査》
天意からの愛で、
全体貢献を意志して、
虚空に問いかけ、
意識に訪れたものを、
決意によって、
行動に変える。
それぞれの全体への貢献が母神祭にもなる時代だが、そうは言ってもそれだけだとピリッとしないと感じる方も居られるかも知れない。
殊に環境の変化などで“新しい道へ踏み出して行く”ことを強く感じている時には。
申し上げるまでもなく、常に未知なる新しい瞬間が訪れているので、何時も何処もなく、歩んでいるのはずっと新しい道。
ではあるものの、この先に何があるのか皆目見当もつかない道の始まりに立った人の意識には、思考や感情の様々な波が押し寄せる。
意志は十分あるが、果たしてこの道で全体貢献に向かっているのだろうかと意識に揺れが生じる時。
この道であることは確かに感じるが、どう言うアプローチをして行くことが可能であり必要であるのかを知りたい時。
つまり「この新しい道、どうなってるの?」をもっと知りたい時。
本年に行われた母神祭について御報告頂けることを条件として、来たる年に新道調査を承ることになった。
損得や都合の持ち込まれることのない中立な意識で、御本人は気づかなかった新道の特色、周辺の地質や地盤の様なものにも注意を向けて丁寧に観て行くことになる。
宮司を名乗るこの端末が果たす役割について、先日新たに来たキーワードの一つが「地」。
上から新道調査について示された時には、地とはここにも関係していたのかと感心した。
調査はまず歩まれることになった道について事前に伺い、受け取れた情報は全てご提供し、こちらからもお尋ねをさせて頂く。
そうした上で直接お目にかかり、それぞれの方に合わせて必要なことをさせて頂く機会を設ける。
詳細については立春頃に御報告をさせて頂く。
祭る心があり、それを行動に変えることが出来る方が、新たな道に向かわれることを決めた時。
そうした場合に力添えをさせて頂く様に、内容の新しくなったことを大変嬉しく感じる。
皆様の愛と御尽力に、改めて感謝申し上げる。
軽やかに、新しい道。
(2023/12/11)