《ゆるとだら

 

年が明ける前から、何かとから示されているのが

 

「ゆるゆると」

 

である。

 

何であっても、ゆるゆると行う様に。

 

気合いを入れて走り出そうとしても「ゆるゆると」

 

 

期限が迫っていると、慌てふためく周囲を眺めている時にも、「ゆるゆると」

 

言われ続けるうちに、「そう言えば」と気づいたことがある。

 

ゆるゆると、だらだらって全く違うな」

 

何かをゆっくり行うと言う点は、共通しているのに。

 

「だらだらと」とは一度も示されたことがない

 

「ゆるゆる…だらだら…」

 

二つをイメージの中で比べてみて、ふいに違い分かった。それは、

 

なめらかさ。

 

 

そのになるのは、

 

肌理細かさ。

 

だらだらは、目の粗い行いを、気のない状態で、することと言える。

 

ゆるゆるは、気の満ちた状態で、肌理細かにして行くことになる。

 

本当に全く違っている。

 

 

何だってこんなことを申し上げたかと言えば、ゆるゆると事を成してみようとする時、だらだらとの区別が曖昧であると、動きにためらいが出たり、止まってしまうことがあるから。

 

「だらだらしてはいけない!」と言う、意識による禁止事項が世の中には浸透している。 

 

殊に、何でもきちんとしないと気が済まない、しっかりとした性格と言うプログラムを持つ人は、ゆるゆるだらだら違い丁寧理解しておく必要がある。

 

 

御承知の通り、ゆるゆるにも、だらだらにも、良い悪いない

 

どちらも体験の一つであり、する必要もあったこと。

 

だが、本道を行くに不可欠なのは、ゆるゆるの方となる。

 

ゆったり、ゆるゆる進めながら御自身の行動に、どれ程の肌理細かさがあるかを、観察してみられることお勧めする。

 

なめらかに、すべす2025。

(2025/1/9)