《あらゆることの》
新しい一歩を踏み出す時。
訪れた機会に向き合う時。
嵐が過ぎるのを静かに待つ時。
天意からの愛で何を出来るか意識を向ける時。
答を受け取り、又、新しい一歩を踏み出す時。
あらゆる時に欠くことの出来ないものがある。それは、
分割意識と御神体との調和
既に申し上げたこともある通り、これが基本となる。
御神体なくして分割意識は何も出来ないし、分割意識があることで御神体も様々な体験が出来ている。
仕事、役割、務め。
様々な呼ばれ方をする動きを行うにあたっても、両者の調和と協力は欠かせない。
状況ごとに出来ることは異なるだろうが可能な限り、御神体を愛おしんで動くことが必要であり、それを叶えるのは分割意識の仕事になる。
御神体が単独で「この位休みたい」「これが食べたい」「この位長くお風呂に入りたい」と言った要求を掲げることはないので、意識側からの読み解きや決定が要る。
だが意識はこの基本を、結構すっ飛ばす。
道がどんどん開けている興奮でイケイケどんどんの時にも意識は御神体の状態を忘れがちであるし、
道が狭まり先の見えない不安で疲労困憊している時にもやはり、意識は御神体の状態を忘れがちである。
単に忘れていることもあるし、今そんな余裕はないよと目を瞑って見ないことにしている場合もある。
しかし余裕があるとかないとかで省けないのが、基本と言うものなのだ。
だから忘れたり無視したりを続けていると、あちこちからガタピシしてくる。
ガタピシしているのに、人に渡さず役割を抱え込んだ状態になるのには、様々な理由がある。
その役割に興奮し執着しているから。
「投げ出した、諦めた自分」になる感じがして恥ずかしいから。これも又、執着の一種と言える。
どうせ誰も手伝ってくれないとか、迷惑がられる、抵抗されると見なしているから。
健気にじっと耐えていたら天の助けが舞い込んで大逆転すると言う、奇跡のイメージを好んでいるから等々。
状況を観察して必要な動きは何であるか気づくことが出来かねるなら、当事者以外の人に話し、相手の話を聴いて新しい風を入れることだ。
部屋と同じで、特定のメンバー以外関わらない状況にも換気は必要なのだ。
何だってこんなことを書かせて頂いたかと言えば、様々な方が様々なかたちで、新しい役割に向き合われていることをお知らせ頂いたからである。
そこで、この後回しに出来ない基本について改めて申し上げておく必要があったのだろう。
この機に、御神体との調和と言う基本に立ち返って頂くことをお勧めする。
身勝手とは、我が身だからと好き勝手に扱うことである。
あらゆることの、基本。
(2024/5/30)
《5月のふろく・調和対話メモ》
御神体との対話から、調和を成すメモをこしらえました。
言葉をかけたり触れるなどして対話することも大切ですが、文字に表すと対話の内容をより具体的に深めることが可能になります。
黄色い丸の中に、御神体から伝わって来たメッセージを幾つでも自由に書き込み、
下の大きなピンクの部分に、そのメッセージについて感じたこと、そこから具体的に行動したことの内容を書き込める様になっています。
黄色達に囲まれた二つのボディを、意識にとっての伴侶である御神体の雛型として、じっくりと観察し、愛による対話をなさってみられると、意識と御神体共に理解が深まり、活き活きと調和します。