《愛の日に》
昨年の末、一年の締めくくりとして、《空射る愛》と言う記事を書かせて頂いた。
射幸心の限界や、真に射る必要のある的についても書いており、先日記事に書いた“いくさ”にも関係していて面白い。
世に知られた人物の口から2023について、誰にも分からないであろうことを前置きしたうえで、新しい戦前になるんじゃないですかねと言った予測も生まれ、何だか不覚社会も認めたうえでのいくさモードがスタートしているみたいである。
仰りながら何故ちょっと笑っておられるのかは謎だが、笑いにでも包んでおかなければならない程、鋭利なお知らせなのかも知れない。
真に射る必要のある的とは敵と呼ぶ倒す相手ではなく、中心の虚空である。
そこを忘れたり無視したりするなら、何を倒そうが勝利しようが常に寝首を掻かれる恐怖、戦局を見誤る恐怖は付いて回る。
安心出来る日は来ないし、そもそも永久に安心はない。
全て無から生まれていると思い出すと、不安になることが出来なくなる。
2022は、2020・2021と続けて協力して耐えて来たことにもう付き合いきれないとばらける動きがあちこちに顔を出した年であった様に感じる。
取り敢えず右に倣えを繰り返しておけば、何となく上手く行った風にまとまれていた時代はとっくの昔に終わり。
だが、全体一つの流れも天意からの愛も分からないまま、飛び出しただけでは遅かれ早かれ失速する。
愛のみが道を照らし、未知を行く力となる。
2020や2021を、嫌だったものとまとめて厄介払いする様に送った後で、不覚社会が2022をどうするのかと見ていたら、激動の時代へのジャンプ台に使おうと言うのか、安心への足掛かりを求めて右往左往。
この流れは2023も続くだろう。
少しずつ不安を増大させながら。
そして「まずは我が身&我が身内の安全と安楽を」と言う分離の轍を深くしながら。
そうしたあれやこれやは止めようもないし止める気もない。
こちらはこちらの役割を果たすのみなので、2022とこの1年で成したことにつき中立に観察して感謝を捧げる感謝状をこしらえた。
12月のふろく その1《 感謝状2022 》
3つの花はそれぞれ御神体と分割意識と今この瞬間の光を、表している。
それらが粒々の舞う中に、花開き、咲いている。
こしらえてみて、2022はとても実り多き年だったのだと改めて気づき、嬉しくなった。
そして本年もこちらをご用意。
12月のふろく その2 《 貢献宣言ダーツ2023 》
ダーツの真ん中から粒が溢れ出して周囲に広がる様子に、この世界が点滅であることが表されている。
鮑結び、2色が混ざり合った扇形、全母性と虚空のセットのようなこれも2色の帆掛け船は「高砂や この浦船に帆を上げて」のお船である。
結婚や和合のモチーフが多く出て来た。
そうした年になるのだろう。常に変わらぬテーマなのだが、2023は殊に重要となる。
全体貢献の一つとして楽しんでみたい方は、是非チャレンジなさってみて頂きたい。
例年ご紹介申し上げている様に、分割した円の各部分に1から47までの数字が振られている。
プリントしたものをご自宅のダーツの的に貼って射てみても良いし、ダーツをお持ちでない方は紙をそのまま壁に貼り、キャップを取ったペンを矢の代わりにして、色が着いた所を「射た」とされても結構。
壁や床が汚れては困ると言う方は、大きめの紙を周囲に敷いたり貼ったりなされば、気にせず存分に投げられる。
残念ながら適当な壁もないと仰る方は、プリントして平らな所に置いた紙を、目をつぶってくるくる回転させ、向きを分からなくした辺りで、「ソイヤ!」と一点を突いてみて、結果をご覧になること。
いずれの場合も、「全身全霊の愛で射る」ことが欠かせない。
1から47の内、どこかしらにご自身の愛が達したのを確認なさったら、下の表でその数字がどの地域に当たるかをご確認頂く。
それがあなたの2023担当地域である。
「個を超えた全体一つの愛の発信源として」該当地域に何らかの形で貢献をなさることをお願い申し上げる。
47分の1の確率で「地元」が当たったと言う方は、地元貢献を何か一つしてから再度ダーツにチャレンジ。
貢献の仕方は自由。やり方は幾らでもある。
担当地域を中立に観察し、地元の人も気がついていないその土地の魅力や可能性を発見することは貢献へのヒントとなる。
当たり前だが、全体への貢献には善かれの施しも犠牲の精神も必要ない。
発見であり、気づきであり、理解であり、歓び。感謝。
それら全てが自他を超える進化成長を生み成す。
宮司も皆様と同じく、このダーツにチャレンジする。
今年も担当地域への出向と観察によって沢山の発見と気づきが起こり、全母たる虚空へ感謝と祝福を捧げることが出来た。
面白かったなぁ。
ドンパチに向かう不覚社会の流れも観察しながら、これまで人類の歩んで来た道について更に理解を深め、天意からの愛で祝福することが出来た。
祝われずに居たものの消化と昇華、それらを祝う寿ぎの旅として存分に楽しませて頂いた。
ありがたいことである。
2023も、全力で祝って行く。
2022の皆様それぞれの全力発揮にも祝福と感謝を捧げる。
全体一つの流れに乗っての運びと変容の時代を観察出来ることは、至福の歓び。
愛の日に祝いの花咲く。
元々、どの日も愛の日で、祝いの花も咲き続けているがそれを今の今改めて、この日に申し上げることが出来て、満足である。
2022を愛と感謝で見送り、新たなる2023を歓びで開き、未知を楽しみ味わうこと。
それを祝って、本年の締めくくりとさせて頂くことにする。
(2022/12/29)
本年も、ご参拝誠にありがとうございました。
心底よりの感謝を捧げます。
この変化の時に臆することなく本道を行き、進化成長なされた方々におかれましては、重ねて御礼申し上げます。
変容の時代に多くの可能性を生んだ2022に天意からの愛と感謝を捧げ、新たな年を祝いお迎え下さい。
新年は2日(月)午後の更新となります。