()くるなら》

 

2020も、残すところ今日限り

 

多くの方にとり、変化の大きな年であっただろうか。

 

そんな2020への感謝状をこしらえながら、「本年への感謝は、不覚社会にとってはなかなか難しいのかも知れないな」と気づいた。

 

多くの人はおめでたいことがあったとか、儲かったとか、そう言うことがなくともせめてつつがなく普段通りに過ごせたとか、平均&それ以上の時にしかその年に感謝をしない。

 

人類が不安だったり苦しかったりした原因が別に、2020にある訳ではないのに「来年こそはもっといい年に!」と、過ぎてくれることにホッとする様な、若干追い出しにかかっている様な気配を感じる。

 

 

追い立てられるゆく年なんて初めて観察する。感謝である。

 

2020が見せてくれたものは沢山あった。

 

2020からしか学べなかったことも沢山あった。

 

当宮を建立してからお伝えして来た「変化の波がまだ穏やかなうちに」の穏やか期間が晴れて終了

 

穏やかならざる局面が物理次元の各地に現れたのを目の当たりにすることとなり、開会の笛を聴いた様な有難さを感じていた。

 

 

嬉しいとか、悲しいとかではなく、只、有難い

 

洪水を見たノアもこんな感じだったろうか。

 

こちらは無事で居られる為の船を作ったのではなく、水そのものになったのでちょっと違うかも知れないが。

 

そんな2020へ精一杯の有難うを込めて、感謝状を完成させた。

 

12月のふろく その1《 感謝状2020 》

 

 

色数の多い愉快な仕上がりに。

 

流れる色彩豊かな雲には時代の変化と人の想いの浮き沈みが表れ、雲の奥には常に全母の天意が満ち、輝いている

 

すっかり満足して眺めていたら、今年もこれを作る様にと来たので「あいよ!」と一気に仕上げた。

 

 

12月のふろく その2 《 貢献宣言ダーツ2021 》

 

 

又もや作っている間に楽しくなり、気がついたら随分ゴキゲンなものが出来ていた。

 

昨年もご紹介申し上げた様に、分割した円の各部分に1から47までの数字が振られている。

 

プリントしたものをご自宅のダーツの的に貼って射てみても良いし、ダーツをお持ちでない方は紙をそのまま壁に貼り、キャップを取ったペンを矢の代わりにして、色が着いた所を「射た」とされても結構。

 

壁や床が汚れては困ると言う方は、大きめの紙を周囲に敷いたり貼ったりなされば、気にせず存分に投げられる。

 

残念ながら適当な壁もないと仰る方は、プリントして平らな所に置いた紙を、目をつぶってくるくる回転させ、向きを分からなくした辺りで、「ソイヤ!」と一点を突いてみて、結果をご覧になること。

 

いずれの場合も、「全身全霊ので射る」とが欠かせない。

 

1から47の内、どこかしらにご自身の愛が達したのを確認なさったら、下の表でその数字がどの地域に当たるかをご確認頂く。

 

 

それがあなたの2021担当地域である。

 

その地域との意識的距離は様々だろうが、2021も「個を超えた全体一つの愛の発信源として」該当地域に何らかの形で貢献をなさることをお願い申し上げる。

 

47分の1の確率で「地元」が当たったと言う方は、地元貢献を何か一つしてから再度ダーツにチャレンジ

 

貢献の仕方は昨年と同じでも構わないし、違っていてもいい。やり方は幾らでもある。

 

担当地域を中立に観察し、地元の人も気がついていないその土地の魅力や可能性発見することが重要。

 

 

思い入れや欲目なしに観察してこそ、初めて分かるものがある。

 

今更こんなことを申し上げる必要もないだろうが、全体への貢献とは、施しや犠牲ではない。

 

発見であり、気づきであり、理解であり、歓び。そして感謝である。

 

宮司も皆様と同じく、このダーツにチャレンジする。

 

2020の貢献はとても地味で地道なものと、お伝えするのが些か難しい内容のものであったので、分かり易い形でお目にかける機会はなかったが、2021はどうだろうか。

 

 

とても楽しみだ。

 

今回は、当宮宮司から皆様への感謝状お載せしないことになった。

 

これまでお出しして来たのはご参拝だけでなく、全力でなさって下さったことに向けての感謝状

 

変化の波が大きく、皆様それぞれのお覚悟なさったことに相当なバラつきが生じた為に、進化変容に関する感謝状も既に一部の方にしか該当しないものとなった。

 

そんな時期になったのだと、感慨深い気持ちでいる。

 

 

どの方に対しても、「今、そこに居られること」そのものについて、深く感謝をしている。

 

進化変容に対し向き合っていようがいまいが、あなたが今そこに存在して下さっていることも、全体一つの流れである。

 

それは、周囲の空間に、人々に、ありとあらゆる“いのち”に変化を促す波と成り得る。

 

只、生きていること、有りて在ること。それそのもの感謝申し上げる。

 

それでもやはり、目で追うことと読むことは違うし、舐めることと腑に落とすことも違うのだ。

 

そこを無視して「感謝の形」を作り全プレにしても意味はないとのお達しもあり、この様にさせて頂いた。

 

 

本気で歩み行動を示して下さった方々には、この場を借りて感謝御礼申し上げ、又お目にかかる折には申し述べさせて頂く。

 

不覚の世から、何故、覚めるのか。

 

無明を、何故、明くるのか。

 

うっかり忘れん坊な意識達が飽かず繰り返すこの問いに対しての返答を、本年の結びとして書かせて頂くことにする。

 

明くるなら

 

自ら輝き照らし

 

同時に 

 

照らすを観るのだ

 

明くるなら

 

無明の渦に

 

飲まれることなく

 

地の何処に在りても

 

照らし

 

観て

 

生きる

照らし

 

観て

 

生きよ

 

空と共に

 

有として

 

有と共に

 

空として

 

(2020/12/31)

本年も、ご参拝誠にありがとうございました。

 

心底より御礼申し上げます。

 

本気で進化成長を遂げられた方々におかれましては、重ねて感謝申し上げます。

 

様々な気づきや成長を支え、変化の時を育み育てた2020へ全身全霊の愛と感謝を捧げ、来たる年を歓びと共にお迎え下さい。

 

新年は4日(月)午後の更新となります。