《じゃない方レッスン3 実践編+》
一口に「じゃない方」と言っても、不覚状態の人にとっては「これが自分」と信じた存在以外は、何処も彼処も「じゃない方」。
目移りしちゃっても、不思議はない。
そんな時、少なくともどのジャンルの「じゃない方」なのか絞り込めると決め易くなる。
その絞り込みを可能にするアイテムがこちら。
5月のふろく・その2
《じゃない方サイコロ》
懐かしの「何が出るかな?」方式で、お決め頂く。
七福神から六MENが、それぞれの面を張るかたちで登場。
月曜記事のメモで、波間に弁天さんだけが浮かんで微笑んでいたのは、余っちゃって暇してたからである。
本日のふろくは切り取って、折り曲げ、のりしろを貼ると、ちっちゃなサイコロになる。
転がして出た面に書いてある二極の内、ご自身から遠いと感じる方が、メモに書き込む「じゃない方」となる。
コロッコロコロ……
「…男じゃない方。略して?
おじゃほう〜!あ、しまった」
試しにとイメージして言い放った直後に気がついた。
「女じゃない方」も、おじゃほうになってしまう。
お お
重大な構造上の欠陥である。
これがどっかの部品なら、ロケットが飛ばないとかの騒ぎになるが、サイコロで出た面の略し方なので、気ままにアレンジする。
「じゃあ「おのこじゃない方」で「のじゃほう」。
「おなごじゃない方」で「なじゃほう」で!」
の な
「で!」と、どこに言っているのか皆目分からないが、そんな感じで代替案が通った。
とは言え、これは宮司の意識に浮かんだ略なので、皆様も自由に略されて結構。
五字でも長ければ、「の!」と「な!」だって良いだろう。
男であっても女であっても、「じゃない方の端末」はどっさり居るし、他の両極は線引き自体がファジーなのも多い。
サイコロから受け取るのはあくまでヒント。
なので中立な意識で、サイコロを放り、「…男女?あ!あの人だ!」等、出た面を見てフワッと浮かんだじゃない方についてお書きになられるのがベスト。
「じゃない方レッスン」は、当宮のお伝えする切り口こそ、ゆるくヘッポコであるものの、学びとしては大変重要。
これをやるかやらないかで、変容の時代を迎えて刻々と波の荒さが増す物理次元の、見え方が相当変わって来る。
確かに、じゃない方候補は世にあまた存在する。
飽きていつしかそのままともなり得るだろうし、何より見渡しただけで途方に暮れるかも知れない。
根気良く、楽しくちょこちょことお続け頂くのに、「転がる面白さ」でテコ入れをしてみた模様。
行いにメリハリをつけるには、遊びの要素を盛り込むことは大きな力となる。
十字架にかかる様な局面も必要ならば出て来るが、辛く苦しいことのみが変容への道ではないのだ。
自由な転回、自在に展開。
(2019/5/16)