《沈まぬ太陽》

 

「労使交渉〜?」

繰り返し上から送られる表題のメッセージに向かって、「そりゃそうだけど現状の進み方で、伝わるかね」と首を傾げながら何となく調べ始めると、同じ題名を持つ映像作品に行き当たった。

 


で、作品解説を読んだ感想が、冒頭の引き気味の一言になる。

上が言って来て宮司も理解している“沈まぬ太陽”とは、人型生命体の内的空間を照らす光。


明るく輝く球体で、聖心とも表現する。

 

「お久しぶり!」


それは人間が定めた偽愛とは異なる、微細で精妙な天意を発光する。

沈まぬ太陽から湧き出したエネルギーは、新世界に降り注いでいる全母からの天意に呼応し、意志行動愛と化し、様々なかたちとなって花開く

変容の時代を受けて、エネルギー供給システムも切り替わった。

同時に、これまで端末同士で奪い合ったり環境から搾り取ったりして、外から掻き集めて詰め込んで来た粗いエネルギーは、集めても集めても用を成さなくなりつつある。

 

人間社会ではエゴにも分かる様な「損か得か」に絡めて出現させたが、本来「電力自由化」はそうした変化の発生を知らせるものだ。


集めても集めても用を成さないからこそ、「もっともっと掻き集めようとする」動きが加速している。
もっと華々しい成功、もっと衝撃的なニュース、もっと胸を抉る悲劇

貧でも富でも、勝でも敗でも、善でも悪でも、結局同じことなのだ。

新しいと言うか本来の、エネルギー供給システムについて説明することは出来るが、実感を伴わなければ勢い「信じようとする」動きになる。

 


沈まぬ太陽に興味が湧かれた皆様は、

 

信じずに只、思い出す

 

とお決めになられること。

宮司に説明が出来るのは光があるのを実感出来るからで、それは目が覚めてから暫くして内側に突然現われた。

ごろ寝してて起こった訳ではなく、「特に儲けにもならないことを、全体に尽す為にやり抜いていた」最中に、ひょっこりとその瞬間が訪れた

 


ある年のクリスマスイブのことである。
その時の日記には「黄金の太陽」と形容していた。

覚不覚の両時代を通して最も驚かされた、ビッグなプレゼントの一つだと感じている。

そんなこんなで、目覚めたての方に「やることやってりゃ、自然にそれも起きますよ」と申し上げることは出来る。
だが目の覚めてない状態の方々に、申し上げて一体何になるのか。

結魂を控えた、言わば魂約中のカップル達に新居について説明する様なもので、ピンと来ないのじゃないだろうか。

 

 

「お父さん、気が早いですよ」等と、言われやしないか。

それで「伝わるかね」と上に言っていたのだが、しつこくメッセージを送って来たのは、どうしても内なる太陽があるのだと言うことだけでも、この時期に知っておいて頂く必要があるかららしい。

外なる太陽の光が弱まり、今春からここまでの日照と言う“蓄え”も少ない。

勿論、必要があって起きている動きだが、暗く寒々しい気配が世を覆う前に、「太陽は内側にもあるのだ。季節天候関係なく、それはいつでもあるのだ」と知って居るのと、全く知らずに居るのとでは大違いなのだろう。

 


黄金の太陽なんてちょっと素敵な感じがするが、スピはしゃぎのポエム用アイテムではなく、

単なる事実

である。

 

勿論、筆舌に尽くし難い極めて美しい体感は伴う。


本来当然にあるものなので、持ち上げず見下さず「そうか、あるのか」位に、ご承知置き下さればと思う。

どこでも輝く。

(2017/11/6)