《七転八起》
しちてんはっきとは、何度失敗しても挫けずに立ち上がって努力すること。
転じて、人生の浮き沈みの激しい様子も表す。
七転び八起きはこれを引き伸ばして、言い換えたものになる。
七転八起と
七転八倒で、
全然違う。
七も八も「その回数」ではなく、「沢山・数えきれない程」を形容する表現で、
「え~と、これで三回失敗したからあと四回か~」
とはならない。
「出来るちょっと前位までの何やかや」が七転で、「そこを経て出来た!」が八起。
七転八起に意識を向けていて、突如上から来た情報に大変驚いた。
全母の天意が人類を通して現れ出る時、不覚の意識はその天意のメッセージを、エゴ越しに理解しようとする。
カーテン越しに外を見る様に。
その為に、意味が歪むことがある。
七転八起もその一つで、「何度失敗しても挫けず頑張る」は、エゴの解釈。
目を覚まして受け取った七転八起の意味は、まるで違うものだった。
人型生命体には多重構造になる七つの体がある。
「こんなんじゃ店が回らないよ」とか、まともに動くことを「回る」と表現したりする。
その様に七つの体それぞれがちゃんと、つまり本来の状態で「回転」して、
弥(=八)栄が、起きる。
七が全て機能して、
八の栄えが成る。
これが、七転八起。
七転八起と七転八倒の違いは、中心軸が定まっているか否か。
真っ直ぐに軸が定まっていれば、七つの体は真価を発揮し、その調和の元に弥栄が成る。
それが無く、バラバラに回転の欲求だけが拗れると、まさに七転八倒。
延々と、もがき苦しむことになる。
そして、目は覚めない。
ブレずに回してこその独楽。
《9月のふろく・七転八起宣誓だるま》
本来の七転八起を誓って頂く為のアイテムです。
プリントし、向かい合ってだるまに七転八起を誓い、浮かんだ文言をだるまの腹にお書き下さい。
その後に、金輪際の意志で両目をお入れ下さい。
目の開いただるまは、ご自身の「目を覚ます意志」そのものです。
見つめ合ってみられて下さい。
(2018/9/27)