《アンサー2・言葉をまっすぐ話すと》
チャレンジ編で申し上げた真の知性を発揮することが、この試みの最重要点。
分割意識が今までエゴの言いなりになって「生き抜く為に使って来た」集中力やセンスを、自他を問わず一部が有利になるように使わないことで中立な天意に捧げる。
まさに愛の実践がここにある。
真の知とは天意、真の行が愛なのだ。
ところで皆様、物理次元の透度が上がっているのにはお気づきだろうか?
文字の上で「他者」とか「相手」という表現を使ってはみるが、分かりやすく状況を整理して表す為であり、本来自他はない。
だが、変容の時代にのるかそるかで、本来は別がないものが別れ出しているのもまた事実。
この別れの加速に、透度の上昇も一役買っている。
透けて見通しが良くなった分、誰かを操ろうと言葉が放たれた時、それが“お似合いの相手”なら送り先に刺さり、似た状態で周辺をうろうろしている者が居ればそこへも流れ弾と化し、勿論、出元である放った者の首まで締め上げ、とにかく近い周波数の存在に影響を及ぼすまでが実に速くなっている。
ブレて揺らいでいると、流れ弾に「キャッ!」となる機会も増えるだろう。
今後は分割意識達が各々正気を保つことが、大変重要になって来る。
しかも透度が増して具現化までの道もツルツルになって来た為に、意識の根を下ろしていないとあっという間にバランスが失われ、スケートリンクで転んだ時のように状況がツルーッと進んでしまう。倒れたままで。
全母のことも進化変容のこともまるで無視して来た端末達にとっては、当の本人が「何でこうなった…」「こんなつもりじゃ…」と呆然とするしかない事態となって現われる。
そんなことが、既に頻発している2016である。
この流れは、ご承知の通り止まない。
なので、ツルツル度が増しつづける物理次元で、新仕様(全一化)に慣れて頂くウォーミングアップとして、言葉をまっすぐ話すチャレンジをご提案申し上げた。
台詞は決まっていないし、一時停止も出来ない。
その中で意識を集中させて立つ。
実践なさった皆様は、その難しさに驚かれたのではないだろうか。
チャレンジ1の「印象操作をやめる」ことは、言葉や態度となっても表に現われるが、見えない聞こえない領域での決意の部分が大きい。
印象操作をやめることで広がり始めた自由が、チャレンジ2の「言葉をまっすぐ話す」ことで更に立体化する。
声という振動で御神体に響かせた意志は、印象操作をやめ続ける力の燃料にもなる。
声は拒絶で発すれば反発から屈服の支配を、媚びで発すれば癒着から操作の支配を呼ぶ。
どっちにしたって支配がセットで付いて来るのだ。
こんな楽しいおまけじゃないが。
だが、中立で発すると、どの支配も起きない。
エネルギーを貪るのが大得意な吸血端末も、媚びても挑んでも来ない相手に、干渉することは出来ない。
超然とした中立な態度で居ると、印象操作を使ってエネルギーを奪っていた者は、恫喝が懇願に変わったりとスタイルを変えたり、アクセスの頻度を増やしたりして来る。あくまで一時的に。
そこにも揺らがずに中立で居て、まっすぐ言葉を話し続けると、大抵のゴロツキは去ってゆく。
そしてごく稀に、一緒に進化する者も出て来る。
「化けの皮が剥がれる」とはまさにだが、混沌の一部ではなく全一の一部として毅然とした態度を取る者が居る場所から、マトモな変化が起き始める。
すべりやすい世界でのバランス感覚を養う修練に、意志が行動に変換されるポイントに位置する「発言」は、うってつけと言える。
何より、ご自身が中立な言葉を発される時、それをご自身の耳、喉、更に全身が聴いている。
細胞が意志という振動を聴く。それを受けて細胞も振動する。
振動は、そのまま神動である。これがどのような変化をもたらすかは、想像に難くないどころか、多分に想像以上となる。
いつだってカミさん(御神体)にはビックリさせられる。進化すればする程。
まったく、毎度(毎瞬)惚れ直す。
分割意識と御神体のペアが夫婦で見事なジャンプ(高次への進化)を決めるのに、まず声というポイントで待ち合わせすること。
意と行とが一体化する実感が開かれることが、このチャレンジ2の恩寵である。
息ピッタリなら、活き活きする。
(2016/12/21)