《つぶつぶ世界》

 

物理次元を「こういうもの」と認識するにも、様々な切り口がある。

一つは全てが水であると言う感覚。

全体一つであり、実は個と個を分ける継ぎ目などなく、「何もない空間」とされる部分も合わせて全てが流動している。

そしてもう一つ、その流れている“水”の全て

 

点滅している粒であると言う感覚。


以前、食事の支度で米を研いでいた時のこと。

熱心に手でかきましてシャカシャカ言わせていたら、不意に上から楽しげな、可愛らしい声が降って来た。

つぶがつぶたべてるよ


 笑ってしまってから、その後直ぐに「そう言や正にそうだわ」と感心した。

“つぶつぶ”存在である人型生命体が、

 

粒々の米を炊いて粒々のご飯に仕上げ、

 

それを食べる光景も又、全てが粒々で

 


果てしない。

何処まで行っても点滅し、色合いが移動しているだけで、実は何も増えていないし減っていない

増えるのは体験と、

歓びだけなのだ。

だから、新体験の有無が、時の質を決める。
 


人類意識にとり、既に見知った富裕さを幾ら焼き直しても、勿論見知った貧困を幾ら焼き直しても、それは真の豊かさにはならない。

全母である虚空にとっても、

 

本来は分神である人型生命体にとっても、

新しさこそが、豊かさの発展である。

 


自も他もなく一切合切が“つぶつぶ”であることが腑に落ちて来ると、全体ノリが軽くなる。

何かにつけノリを重くしてしまう癖があるとお感じの方が居られたら、

一回「全てである」と、意識されること。

そしてそのに、新鮮な虚空の息吹を通されること。

ワークとしては、前にご紹介したこれを活用なさってみて頂きたい。

 


さて物理次元全体の発展を進めている粒々だが、

点滅してんの?

回ってんの?

そう、素朴な疑問が出る方も居られるかも知れない。

点滅しながら、回ってもいる。

 


光が、でありながら粒子でもある様に、状態に関する答は一つではない。

でありながらと言う振る舞いは全く不思議だと、未だ言われてもいるが、

どうもこうもない。

波であるし粒でもある

 


 只それだけなのだ。

もう既に、

「何でそれを不思議と

言っているのかが、

逆に不思議」
 
そんな感覚が内側に起きている。

 

風通し良く、輝こう。

(2018/7/30)


《7月のふろく ・ “Tsubunanoni?”メモ》

 

 

全体粒々で出来た世界を表せないだろうかとこしらえてみた、軽いノリのメモです。

商取引・契約・試験・手術・謝罪会見・プロポーズ等のノリを重くしがちな案件塞いだ気分複雑な状況が発生した時に、文字化してこのメモに書き込めば、

「それもだった」

と、自動的に気づく様に出来ています。

ドットのリボンが浮かぶ空間も、泳ぐ魚たちもつぶつぶ。

魚がつついたりしてる氷の模様もつぶつぶ。

空間を流れるピンクの雪模様も、黄色の雲も、全てつぶつぶ。

夏らしく爽やかかつ、ゆるい感じに仕上がりました。

どんなに硬くなったって、結局

粒なのに?
 
2018夏の空気に、適度な隙間を空けるアイテムとしてお使い下さい。