《事件発生?》
全一化すると、悩みとは無縁になる。
当たり前に、宮司もそのように変わった。
勿論、新世界や宮司という“これ”に対して、何か特定の理想像もないし、そうなると当然に使命感もない。
なので世間の阿鼻叫喚の騒ぎにも、頓着しない。
今年になってわりかし起きた、言い換えれば明るみに出た、「狙われるのは女の子だけじゃないのね」的な風潮にも、
今時本人すらやらない、さまぁ〜ず三村式を採用した
「ソドムと
ゴモラかよ!!」
という対応を入れてみるくらいである。
そんな調子だが、というかだからこそ、全毋からのお知らせは真っ直ぐ受け取れている。
ちゃんと作ってあるはずの「豊」かさが「洲」のように集まる場所の底に「思いもよらない空間が出現」みたいなメッセージも、
イメージです。
「博」く「多」く表層がワーワー栄えている場所の底に、「思いもよらない空間が出現」みたいなメッセージも、
イメージですよ。
ちゃんと、かって冊子でお伝えした「志村!後ろ後ろ!!」の一環として捉えている。
全母である見えざる虚空に意識の上で向き合う時期が既に訪れているのに、エゴで耳栓をして知らぬ振りを決め込む状態はいつまで続くのか。
数年前に、人型生命体の内を通る光の柱が地の底まで降りていない状態が「マンションの杭が深くまで届いていないので住まいが傾く」事態となって現われた時点で気がついていたら、もっと小さな波で収まっていたろう。
だが、知らん振りをし続ければお知らせだって「届くように」進化して行く。
宮司も1つ持っているが、目覚まし時計でストップボタンを押さないと、アラームの音量がどんどん大きく激しくなるものをご覧になったことがあるだろうか。
あれと同じことなのだ。
目覚めの時は来たり。
聞こえませ〜ん。
目覚めの時は来たり。
聞こえませ〜ん。
目覚めの時は、
ぎゃー!鼓膜が〜!!!
こうなる。
エゴはプログラムなので痛くも痒くもない。
衝撃を受けるのはいつだって不覚状態の人型生命体なのだ。
こうなる、というかこうなっているのが2016時点でのあれやこれやの騒動である。
そして今のところあっちもこっちも止めていないらしく、まあ、そりゃ音は大きくなるというもの。
目覚めた当初の宮司は、時期がくればみんな勝手に起きるだろうし、まだちょっとフザケていたいだけなんだろうと、こうした事態をほのぼのした感じで観てさえいた。
今も強い感情は全く湧かない。
ただ、当初はおフザけと観ていたものが、神が承知納得の上でやっていることというより、
ラリっている
状態なのだと分かるようになった。
現況の乱痴気騒ぎが煮詰まったら、勝手に昇華して変容すると言うのは、只の甘い夢のようだ。
甘い夢が幾つふわふわ飛んでも、新世界は開けないので、こうして出来ることをさせて頂くようになった。
たとえソドム&ゴモラからだって、新世界への引っ越しをする自由はある。
当宮にご参拝くださるグッドセンスな皆様には今更申し上げるまでもないことだが、事件を「良くないこと」と決めてそれを排除しようと策を講じるのではなく、
「不覚社会で良きこととは
何かという明確な答えは
未だかつて出ていないし、
今後も出ないこと」
を、静かにお認めになり、起きる支度をなさることだ。
穴すら可愛く見える日が来る。
(2016/11/14)