(くう)を射る》

 

言に射るで、「」。

記事等で「感謝」と書く内に、謝の字の不思議な面白さに気がついた。

調べてみると謝の中にある射は、的を狙って当てることより、「放つ」動きそのものに重きが置かれている様である。

「ありがとう」

 


の感謝も、

「ごめんなさい」

の謝罪も、本来は

「ソイヤ!」

 


と放つだけで、「そのことによって得られる何か」を求めたりはしないのだと頷いた。

物理次元上で実に様々なことが起きた2019の締めに本年もこの年への感謝状を、宮司から皆様への感謝状と共にご用意。

 


そして来たる2020で尽くす、自他を超える愛決意表明をなさって頂く為のアイテムもご用意した。

12月のふろく その2 《 貢献宣言ダーツ 》

 

作っている間に楽しくなり、気がついたら随分陽気な代物に仕上がっていた。

分割した円の各部分に1から47までの数字が振られている。

プリントしてご自宅のダーツの的に貼り、射てみられても良いし、ダーツをお持ちでない方はプリントを壁に貼り、キャップを取ったペンを矢の代わりにして、色が着いた所を「射た」とされても結構。

壁や床が汚れては困ると言う方は、大きめの紙を周囲に敷いたり貼ったりなされば、気にせず存分に投げられる

 


 残念ながら適当な壁もないと仰る方は、プリントして平らな所に置いた紙を、目をつぶってくるくる回転させ、向きを分からなくした辺りで、「ソイヤ!」と一点を突いてみて、結果をご覧になること。

何かがなくとも、それなりに出来ることはあるのだ。

但し、いずれの場合も、「全身全霊の愛で射る」ことが必要となる。

これだけは、省けない。

1から47の内、どこかしらにご自身のが達したのを確認なさったら、次は下の表でその数字がどの地域にあたるかをご確認頂く。

 


それがあなたの2020担当地域である。

割合近所だと言う方、因縁浅からぬ地域だと言う方、今日まで意識したことがなかったと言う方。

その地域との意識的距離は様々だろうが、2020は「個としてではなく全体一つの愛の発信源として」該当地域に何らかの形で貢献をなさること。

47分の1の確率で「地元」が当たったと言う方は、地元貢献を何か一つしてから再度ダーツにチャレンジ。


 貢献の仕方が分からないと仰る方が居るかも分からないが、やり方は幾らでもある

観光で現地を訪れる、ふるさと納税をする、地元企業に投資する、土地の歴史を調べて辿る、名産品を取り寄せてみる。

ポイントは、地元の人でも気がついていないその土地の素晴らしさ可能性を発見することである。

物理的に離れ、思い入れや欲目なしに観察して、初めて分かるものもある。
 

 

その発見が、気づきが、理解が、行動が、感謝が。

全体への貢献となる。

宮司も皆様と同じく、このダーツに参加する。

同じものにチャレンジし、昇華することで、「ああ、貢献とはこうしてみてもいいのか」と、分かり易いかたちでお目にかけることも出来るだろう。

不覚にとって都合よく維持しようとして固め続けて来たものがどうなったか、それを教えてくれる年となった2019。
 


その次にやって来る2020は、恐れず行動する年

「こと」はに限らず「事」の字もあてられる。

感動、感激して感想だけを並べても、感謝は出来ない。

のある言動として成す事で、全体に愛で放ってこそ感謝となるだからだ。

を射る、が来ている。

 

さあ、待ったなし。

(2019/12/30)

本年も、ご参拝誠にありがとうございました。

心底より御礼申し上げます。

本気で進化を遂げられた方々におかれましては、輪をかけて感謝申し上げます。

あと二日で去り、決して戻らぬ2019へ、思い残しの無いよう金輪際の愛と感謝を捧げ、新しい年を晴々と爽やかにお迎え下さい。

新年は3日(金)午後の更新となります。