《愛の花火》
みんなの母神祭2022を存分に楽しめる様に、こしらえることにしたふろく。
他のふろくもそうだが、形にする前に意識の方で特別何かをイメージする訳ではない。
パッパッと、上からビジョンを送られて
「へぇへぇ、成程」
と、それに沿ってこしらえる時もあれば、取りあえず席に着くことを求められてそこから始まることもある。
そのまんま、虚空の意を通す管となって動いていると、何だかまとまって自然と出来て行く。
それは記事においても変わらない。
個の意図は、全く出番がない。
当宮は個の意図を働かせられる場所ではないし、そもそも宮司を名乗る“これ”も持っていないものを出すことは出来ない。
そんなわけで今回も、全体一つの流れに沿って出来るに任せていた。
つるつると出て来たのは“おまつり”っぽい、色とりどりのものを散りばめた、面白おかしいものではなかった。
成程となった。
祭によっては、只々静かな至福に満ちた祝祭になるかも知れない。
勿論、活気溢れる愉快な祭になることだってあるだろう。
世で祝われていないものに惜しみなく天意からの愛を注いで祝う祭となっても不思議ない。
愛に加え勇気も奮って暗闇に灯を点しに行く祭になる可能性だってある。
行なう方の数だけ、祭は様々なものとなる。
只、やはり共通するものはある。
愛と祝福。
そして、常に今に在ること。
すると感謝は自然に起こる。
天意からの愛と今この時の光を合わせて空に放つ花火。
輝く花があちこちに沢山上がるふろくが出来たのを静かに眺めた。
全母たる虚空と物理次元へ向けて分神として愛と感謝を捧げる祭は、全母にはこの様に輝いて観える。
それを表したものなのだと、納得して頷いた。
作らせて頂いたことに、感謝である。
母として、子として。
(2022/10/20)
10月のふろく《母神祭2022メモ》
左上の一番大きな花火の中に、出かける場所とテーマを、右側の黄色い四角にスケジュールを、下の大きな楕円には実行してみて気がつかれたこと、味わえたこと等をお書き頂ける様になっています。
皆様の昇華なさる今この時が、そのまま美しい愛の花火となりますこと、心底よりお祝い申し上げます。