《解ける理由》
ご承知の通り、今の今世の中で起きていることは、必要な変化を生むことに役立つヒントとなっている。
それは何かなと言うクイズでもあり、出来事を眺めていると、するすると解けて行く。
「食料自給率低い!」
「食べもの高い!」
は、野菜など可能なものは育てようとする流れを生む。
より簡単に手軽にと、その方法は洗練と言う進化をする。
とれたて新鮮なものを口に運ぶこと
これが求められている変化である。
「○○地方の男女差別が酷い!」
「それは誤解だ!」
は、一部地域では今まで普通だと思われていたことが、かなり偏ったものであったと言うことを明らかにする流れを生む。
意識の鎖国状態が徐々に解体する動きと共に起こる、
解放された人々の自由な活躍
これが求められている変化である。
閉じ籠っていた場所が窮屈であればある程、その活躍は輝いて見えるだろう。
鎖国状態の場所から物理的にも脱した人々が、社会で独自の活躍をし、故郷に新しい風を吹き込むことは解体を進める力になる。
あっちこっちで風通しが良くなるにつれ、温床は存在しにくくなる。
当たり前のことである。
「お金じゃなくて商品券なら大丈夫と思ったし、これは慣例なんだもん」
と言う仲間内だけのルールも、晒されて使い難くなったりする。
こうした幾つかの変化を並べて見ると、
新鮮な栄養を摂取し、偏った不自然さが明らかになって、温床の虫干しが進んでいる。
素敵なことじゃないだろうか。
世の中の賑やかな空騒ぎを乗せて、世界は日々進化する。
こうしたことがするする解けて分かるのは、損も得もなく、何処にも依っていないから。
誰でもない者として観察する時、「こうなって欲しい・こうなったら困る」の注文は、どこをどうひっくり返しても、出て来ようがないのだ。
事情感情、眼を塞ぐ。
(2025/3/20)